沖島ってどんな島?
『沖島』は琵琶湖に中に浮かぶ有人の島です。
湖上に浮かぶ島で人が住んでいる島は非常に珍しく、日本ではもちろん『沖島』だけですが、世界的に見てもわずか4つほどしかない貴重な島です。また、さらにその中でも『沖島』は島内に小学校があり、これは世界でも『沖島』だけなんです。
島内には”車が一台も走っていない”ことでも有名で、島内の移動はもっぱら自転車、それもちょっと珍しい3輪自転車がたくさん走っています。3輪自転車は、島内の狭い道を荷物を運んで移動するにはとても便利なんです。
町並みは、島全体が山林に覆われているため、漁港付近に家々がひしめき合って立っています。町全体が昭和のにおいを醸し出す風景に、思わずゆったりとした気分になれますよ。
島へのアクセスは船のみで、島特有の雰囲気で時間がゆっくり流れていくようです。
おきしま倶楽部とは
おきしま倶楽部は、琵琶湖に浮かぶ有人の島『沖島』、世界でただ一つ湖上に浮かぶ島内に学校がある『沖島』の活性化のために活動する団体です。
沖島には源氏の臣下が最初に定住したと伝えられています。古くから漁業が生業として盛んでしたが、現在は様々な要因によって、最大800人はいた住民が280人程度(平成28年1月現在)まで減少しています。
車が一台もない沖島は、自然豊かで学術的にも価値ある島として注目を浴びていますが、より多くの人に沖島の魅力を知っていただき、未来につながる沖島となることを目指して活動しています。